と 13 PoPo 健 康 推 進メ ンバーのみ な さ ん教えて!語ってくれた方理事長新 実 修 さん 健康宣言を作るにあたって、特別に高尚なことを考えたわけでも、大げさに構えたわけでもありません。ただ、トヨタ生協には昔から大切にしてきた想いがあります。それは「食を通じて、皆さんの生活を少しでも豊かにしたい」という使命です。食と言えば、まずは“おいしいものを、体に良いかたちで届ける”こと。そのために、素材選びやメニュー開発、提供方法など、日々さまざまな工夫を重ねてきました。こうした役割を担う以上、私たち自身が健康でなければ、人に胸を張って薦めることはできません。だからこそ、この想いをこれからもしっかり持ち続けるために、健康宣言という形にまとめました。 健康宣言をした以上、いかに実行へ移すかが何より重要です。その中心を担っているのが、健康推進事務局(保健室)です。自社の健康データを細かく分析し、重点テーマを明確にしたうえで、「今年はここに力を入れましょう」「半年取り組んだ結果を踏まえると、次はここを改善しましょう」と、根拠をもって健康推進を進めてくれています。データを経年的に追える仕組みを整え、成果や課題を整理しながら翌年の取り組みへとつなげていくことが、着実な前進につながっています。 当事業所の特徴は、健康推進事務局(保健室)が、従業員一人ひとりの健康にかなり踏み込んで関わっている点です。健康診断の結果を見て終わりではなく、30代の段階から、肥満やコレステロール値、血圧などに気になる兆しがあれば、早めに声をかけて個別にフォローしています。健康診断時には保健師が現場を巡回し、対面での問診を通じて体調や働き方を確認し、必要に応じた実践的なアドバイスを行っています。正直、少し“しつこい”と思われることもあるかもしれませんが、顔を合わせて関わり数字が示す健康課題の前では立場の違いはない続けることで関係性が生まれ、小さな変化にも気づけるようになります。そうした兆しを早くつかみ、未然に防ぐことこそが、私たちの健康づくりの強みだと考えています。 当事業所は女性の割合が高く、定年後にアルバイトや再就職として入職される方が多いのが特徴です。特に食堂業務では60歳を過ぎてから働き始めるケースが増えています。そうした方の多くは、何らかの持病を抱えた状態で入職されるため、病気を抱えていても悪化させることなく、安心して働き続けられる環境をどう整えるかが、いま最も大きな課題だと考えています。 特に力を入れているのが、現場で働く職員にとって大きな精神的負担となっている、カスタマーハラスメントへの対応です。事業のひとつであるスーパーマーケットという業態上、お客さまと直接接する場面が多く、カスタマーハラスメントは決して他人事ではありません。毎年秋には、全職員を対象とした階層別教育を実施し、健康やメンタルヘルスをテーマにした研修を行っています。程度や頻度はさまざまですが、職員を守るという姿勢は、組織として決して譲れない部分です。今年はパワハラ・セクハラに加え、カスハラをテーマにした研修にも継続して取り組んできました。身体の健康だけでなく、心の健康も含めて守っていくことが重要だと考え、今後もこの取り組みを続けていきたいと思っています。 トヨタ自動車の互助会として誕生したトヨタ生協は、2025年12月に80周年を迎えました。次の節目である100周年に向けて、「未来を共につくる〜誰もが安心し、支え合える共生社会の実現〜」というビジョンを掲げました。その実現に欠かせないのが、従業員の存在です。心身ともに健康であってこそ、新しいアイデアが生まれ、スピード感をもって仕事に取り組み、困難な局面でも力を合わせて乗り越えることができます。だからこそ、従業員一人ひとりの健康を守るため、未然防止に加え、小さな変化や兆しを早く捉え、早めに対応することを大切にしています。今後も、データに基づき、一人ひとりに合った健康管理ができる仕組みを、着実に整えていきます。 事業所からつなげ る健 康の輪!2025年6月に健康宣言を策定された際、宣言に込めたお気持ちをお聞かせください。具体的にどのように取り組みを進めていますか。特徴的な取り組みはありますか。どのような課題が明確になってきましたか。その他に、組織として向き合っている課題はありますか。健康経営をさらに進めていくうえで、 目指す姿やビジョンをお聞かせください。職場の健康づくり宣言で終わらせない健康経営トヨタ生活協同組合/ 株式会社メグリアクック愛知県豊田市 従業員数1,876名
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