PoPo2025秋号
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0102出典:国立がん研究センターがん統計出典:国立がん研究センターがん統計 セルフチェックHPVワクチン接種定期的な「乳がん検診」免疫力の低下長期間の経口避妊薬の使用婦人科系の既往歴がある喫煙者など生理や PMS と同様に、女性の体に関わるテーマとして、女性特有のがんについてもお伝えします。特 徴特 徴1212 遺伝閉経後の肥満など乳房の中の乳腺にできるがん女性ホルモンであるエストロゲンの働きが原因と考えられている性的接触によるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因自己免疫により多くは自然治癒 (自然治癒しないと子宮頸がんへと進行)感染初期〜子宮頸がん初期は、ほとんど自覚症状がない若い世代から多く発症初産年齢が高い(出産経験がない)初潮が早い人、閉経が遅い人長期間の経口避妊薬の使用マンモグラフィエコー (超音波検査) 検査時間:約10〜15分 推奨年齢:20〜40歳代定期的な子宮頸がん検診 (子宮頸部細胞診)子宮頸部の細胞を直接採取して確認する検査です。鏡の前に立ち、腕を上げ、色や形を見ます。「くぼみ・ふくらみ」、「ただれ・変色」、「ひきつれ」を確認します。4本指で「の」の字を書くように、指先で軽くなで、しこりがないか確認します(わきの下もチェック)。また、指で乳頭の根元を軽くつまんで、血混じりの分泌物が出ないか調べます。仰向けに寝て、乳房やわきの下を触ります。乳房のX線検査で、乳房全体を撮影します。石灰化などの小さい病変を写し出すことができます。乳房の表面に超音波の機械をあてて撮影します。乳房のしこりの有無、大きさ等が分かります。特に乳腺が発達している若年層が対象です。エコー(超音波検査) 発症しやすい人は?発症しやすい人は? 乳がんは40代から発症しやすいですが、若い世代にも増えています。20代から検診を受けましょう!検査時間:約10分 推奨年齢:40歳以上子宮頸がん予防にはHPVワクチン接種と20歳からの定期的な検診を!検査時間約10分 見る触る・つまむ仰向け女性で多いがん1位20代後半~40代前後に 急増子宮頸がんの原因となるHPVの感染を防ぐ予防接種で、公費で受けることができます。(小学6年〜高校1年相当)予防方法予 防 方 法乳がん子宮頸がん女性特有の がん 〜早期発見・治療のために〜

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