と 5 PoPo健康推進メンバーのみなさん教えて!職場の健康づくり語ってくれた方代表取締役近藤浩司さん コロナ前と比べて集まる活動が制限されるようになったこともあり、アプリを使った施策なども取り入れるようになりました。 ウォーキングイベントは年2回「RenoBody」というアプリを使用しています。参加率目標を60%に設定し、55%の参加率を達成しました。順位が15分ごとに更新され、参加者のやる気アップに繋がっています。参加者から「休日のみならず早朝から歩き始める」「朝から山登りに行く」といった声も聞かれ、グループ内のコミュニケーションの向上にも一役買っています。 また別のアプリを使って、健康診断1 ヶ月前の健康管理意識が高まる時期に合わせて、食事や体重を記録するアプリで従業員をサポートしています。ただ毎回記録する手間を負担に感じる従業員もおり、その点は改善の余地がありますね。 年齢層が高い従業員には、「InBody」で下肢筋力を測定しています。多くの方が自分は大丈夫と思っていますが、実際に測定すると筋力の低下がわかります。数値で見える化することで、下肢筋力トレーニングへの関心を高めています。従業員だけでなく、協力会社様にも測定会を開催し転倒予防の注意喚起をしています。 健康意識にはバラつきがあり、意識が低い従業員は健康づくりピロースプレー作り活動の参加率も低くなっています。残念ながら、体の不調によって健康意識が高まるため、どのように意識付けするかが課題です。 健康イベントではメーカー様を招いていろいろな企画を実施するなど、試行錯誤しています。例えば、さまざまな職場でのイベント開催や歯科健診との同時開催などで、参加しやすい環境を作るようにしています。 また最近では、睡眠をテーマにしたイベントを開催し、アロマの香りが与える効果やお昼休憩を使った短時間の仮眠による「仕事の効率化」を伝えています。 実は、10年ほど前に初めて大きな病気になって、入院と手術を経験しました。それまでは一度も入院したことがなく、健康にはあまり気を使っていなかったんですが、その時は1ヶ月ほど会社を休むことになり、検査を何度も受けたり、かなり辛い思いをしました。家族にも心配をかけたし、仕事のことも気になって、改めて「健康が一番大事だな」と痛感しました。その病気が定期健康診断で見つかったため、今では従業員にも健康診断の重要性を強く伝えています。 健康診断後のフォローを若い世代も含めて継続した結果、会社全体で「健康」に対する意識や向き合い方が、以前と比べて変わってきていると感じています。今後は、従業員だけでなく、家族や地域の人々と一緒に取り組む健康づくりを進めていきたいと考えています。地域貢献にもつながる形で、より広い範囲で健康を支える活動ができればと願っています。事業所から繋げる健康の輪!健康づくりの具体的な取り組みを教えてください。御社ならではの取り組みはありますか。現在の課題についてお聞かせください。健康経営の重要性が増している中で、健康についてはどのようにお考えでしょうか。今後の健康づくりの方針や、ビジョンについてお聞かせください。従業員・家族・地域を支える健康づくりへトヨタすまいるライフ株式会社愛知県豊田市従業員数1,518名
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