ブックタイトルPoPo 新春号(2020年1月6日発行) トヨタ自動車健康保険組合

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概要

PoPo 新春号(2020年1月6日発行) トヨタ自動車健康保険組合

1 PoPo新年のご挨拶理事長福井 猛明けましておめでとうございます。組合員の皆さまにおかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。さて、昨年は「平成」から「令和」へと新しい時代が始まり、また、消費税率に関しても10%への引き上げが実施されるなど変化の大きな年でございました。健康保険組合を取り巻く環境にも、今後、更に大きな変化の波が押し寄せようとしています。団塊の世代が75歳に突入を開始する「2022年危機」、団塊の世代全てが75歳に突入する「2025年問題」を間近に控え、全国の健康保険組合の財政状況も一層厳しさを増すことが想定されます。健康保険組合連合会の試算では、2025年には6割以上の健康保険組合で、高齢者への納付金が義務的経費の50%以上を占め、保険料率も10%を超えると見込まれております。このような厳しい環境の中、健康保険を将来にわたって持続可能な制度として維持し、組合員ならびにご家族の皆さまの健康づくりの支援を継続できるよう、トヨタ健保といたしましては給付と負担、世代間・世代内のアンバランスを是正するための「高齢者医療費の負担構造改革」、医療費を大切に使い、医療費の伸びを抑制するための「保険給付の適正化」を訴えて参りました。健康保険組合の負担が増加の一途をたどる中、国民皆保険制度を維持するためにも、トヨタ健保といたしましては、今後も健康保険組合連合会等の関係団体を通じて、構造改革の必要性について、継続して訴えて参ります。また、トヨタ健保の基本理念である「応援します。健康いきいき組合員」を実現するため、保健事業を通じて、組合員の皆さまはもちろん、ご家族の皆さまも含めて健康増進をバックアップすることで、加入事業主の皆さまの健康づくり活動にも、より一層協力して参る所存です。新元号、令和になり初めての新年となります。この機会にぜひ、ご家族で健康について一度話し合っていただき、健康の維持・向上に向けた活動に積極的にご協力いただきますよう、今後ともよろしくお願い申し上げます。本年も組合員の皆さまのますますのご健勝とご多幸を、心より祈念いたします。常務理事高橋恭弘重ねて新年のご挨拶を申し上げます。トヨタ健保の最大の使命は、組合員とご家族の皆さまの健康づくりを支援することであります。昨年も、トヨタ自動車をはじめとした14事業主が「健康経営優良法人」の認定取得をいたしました。会社・労働組合・健保と三位一体となって取組む意義は大きく、そのことで従業員・ご家族の健康と安心な生活を支え続けたいと思っております。トヨタ健保の魅力ある制度の一つ、4年に1度「ハイレベルな健診」「健康に関する学習会」を行う「節目健診」は、本年より4巡目が始まります。中高年から多くなる「生活習慣病」や「がん」の予防・早期発見を目的に、本人(従業員)とその配偶者(被扶養者)のご夫婦で受診していただく特別な健診になります。毎年の健診に加えて実施する「節目健診」は、全国の中でも誇るべき制度でありますので、ぜひ積極的にご活用ください。